

- 2015年6月29日
ギリシャのデフォルトの行方は如何に?
皆様、こんにちは。 さていよいよ大詰めとなってきたギリシャのデフォルト(債務不履行)問題。 週末に行われたEU圏財務省会合によりギリシャへの現行の金融支援の延長をしないと決定されたことにより、ギリシャのデフォルトリスクがさらに現実味を帯びたとして朝から日経平均は前日比500円超の下げ、USD/JPYは約2円の円高と混乱の様相を呈している。 ギリシャでは協議決裂以降、金融機関からの資金流出がさらに加速したため、国内金融システムの崩壊を回避するため、29日から銀行閉鎖、および資本規制に踏み切った。 ユーロ圏では2013年のキプロスに続き、2か国目の資本規制ということになる。 今後、ギリシャがデフォルトに陥った際の世界の金融市場の影響ですが、正直予想が難しい。 ギリシャ危機を発端にアイルランド、ポルトガル、スペイン、イタリアへと飛び火し欧州の金融システムの根幹を揺るがせた、先の欧州債務危機と比較すると金融システム自体が整備されたこともあり影響は小さいとする見方もありますが、今回も他へ危機が飛び火しないとも限らず、 予断をゆるさない状況といえます。 しば


- 2015年6月15日
青井塾プロジェクト始まる!
皆様、こんにちは。 私の専門は海外の金融ではあるのですが、もちろん日本国内の様々な事情や金融商品、法律、税制等についても幅広い知識があると自負しています。 金融に関してほとんどの専門家と呼ばれる人たちはその活動を通じて最終的には金融商品を販売するという目的を持っているのではないでしょうか? そのこと自体を否定するわけではありませんが、ほとんどの場合は話を聞いた方たちの知識不足が原因で実際に正しい判断ができたかどうかを確認するすべなく自分に適さない金融商品を購入していたりすることが多々あるかと思います。 生命保険における特約がいい例です。 あれもこれもとすすめられるがままに特約を付加することを勧められた経験がみなさんにもあるのではないでしょうか? このようにファイナンシャルリテラシーの差を利用して販売者にとってドル箱である特約を生命保険の営業の方はすすめてくるのです。 生命保険だけではありません。 日本政府と日本に在住のみなさんとの関係性も似たようなものです。 日本政府は国民の知識がないのをいいことに政府にとってもっと言えば政府役人にとって都合のい


- 2015年6月8日
青井塾公式サイトオープン
皆様、はじめまして。 青井塾塾長の青井和道と申します。 この度、皆様の温かいご協力を得てここに青井塾公式サイトをオープンさせていただきました。 プロフィールを見て頂ければ私の経歴などはお分かり頂けると思いますが、 初ブログということで私、青井和道が青井塾を起ち上げるに至った経緯などをお話しさせていただきます。 私は海外、特に香港を拠点に投資商品、各種保険などの金融商品を活用した資産運用、相続対策などの資産運用コンサルティングを主なビジネスとしているのですが、外国の方と比較した場合に日本の方の金融リテラシーのなさに常々驚かされてきました。 そんな折、金融の知識を学びたいので金融商品ありきではない講演をやってほしいという依頼が舞い込んできました。その際には知識としての金融や経済の話をさせて頂いたのですが、たいそう喜んでいただけました。 その後も直接のお知り合いにのみ特別に講演などをさせて頂いていたのですが、 日本という国が年金問題、財政問題など多くの問題を抱えている今だからこそ、もっと多くの方に伝えられることがあるのではないかと思い今回の青井塾を起ち