- 2018年2月19日
海外の生命保険②
先日、海外の生命保険がどういったものか簡単に紹介したいのだが、 続けざまに嫌なニュースが飛び込んできた。 それは香港の保険会社で現時点で唯一日本居住者の受け入れを継続していたS社が遂に日本居住者の受け入れを停止するかもしれないというものだ。 もちろん現段階で申込み期限も含めた公式発表は一切ないが、S社の上層部に近いところから得た情報なのでそれなりに信頼度は高く、また少なくともS社は日本居住者に対するビジネスを継続するか否かを迫られている状況であることは間違いなさそうである。 ここがなくなると日本居住者が実質的に購入できる海外の生命保険は、一部ユニバーサルライフ商品を除いてほぼ壊滅的な状況になるといえる。 このニュースを聞いたときに急いで申込しなきゃという人もいれば、申込後の保険会社の対応の変化などを危惧する人もいると思う。 過去にも同様に契約できたものが契約できなくなったケースはたくさんあった。 例えば、香港だとアクサ、ING(現FWD)、マニュライフなどがあげられる。 今回は過去の歴史を紐解いて今後、起こりうることを予測してみることにしよう。
- 2018年2月14日
海外の生命保険
昨年くらいから海外の生命保険に加入したいという相談を受けることが非常に多くなってきたので 一度まとめておきたいと思う。 そもそも海外の生命保険とひとくくりに言ったところで契約地も組成地もバラバラであり、特に日本居住者が加入できる(保険会社が受け入れをしている)ものはほんの一握りだけである。 私が拠点としている香港でも同様の状況であるし、今後一切日本居住者が加入できなくなる可能性もないとは言えない。 さてそのようなレア案件ともいえる海外の生命保険だが、わざわざ海外にいって契約することを検討するほどのものなのだろうか? 結論からいうと答えはイエスだ。 日本と海外の生命保険会社の見積りを見比べたことがある方であればわかると思うがまずは期待利回りが別次元である。 日本の生命保険の期待利回りが1%前後であるのに対し、海外では現在4%前後が提示される。もちろん100%その利回りが保証されているわけではないが提示さてているのは現行の利回りなので現状、実現されているものでもある。 年間3%程の利回り差を複利で計算していくと20年、30年後にはものすごい差となるこ
- 2018年2月9日
久しぶりの更新です
皆様、ご無沙汰しております。 おかげさまで毎日忙しい日々を過ごさせていただいております。 こちらのサイトについてはなかなかブログ更新などもままならぬ状況であり、 少しずつでも書いていけたらと思いつつもなかなか筆不精な私です。 巷には投資関係のブログなんかも溢れかえっているわけですが、 日々更新されてらっしゃる方には本当に頭が下がります。 さてその巷に溢れかえっているHPやブログの数々から皆さんはどのように情報の取捨選択をしているのでしょうか? 特に私も関わりの深い投資関係(特に海外投資絡みのもの)について、最近思うことがあり久々の更新とさせていただく次第です。 私は立場上、具体的な金融商品の相談などを受けることが多く、都度、当該金融商品を知ったきっかけなどをお聞きするのですが情報の取捨選択ができない、または非常に下手な方がたくさんいらっしゃいます。 まず、なぜその人に話を聞くにいたったの?というケースが非常に多いです。 「海外投資」というキーワードに自力でたどり着いてさらにさらに実際に商品を取り扱うライセンスを保持した代理店(IFA)に直接たどり