ポートフォリオ運用方針変更はタイミングに注意

RL360やインベスターズトラスト、かつてはフレンズプロビデントなどの積立および一括商品において、IFAや外部アドバイザーによって提供されるポートフォリオ管理サービス(ファンドの一任運用サービス)を利用している投資家は多くいるかと思います。
そこでポートフォリオ変更(IFAの移管含む)をすることを考えられたことのある方もいるかと思います。
その際に注意すべきことをいくつか書いておきます。
各社のポートフォリオにはだいたい積極型、バランス型、保守型といったように2、3種類のポートフォリオが用意されていることが多いと思いますが、いずれも基本的には長期目線で戦略が立てられています。
ポートフォリオを変更するということはその戦略が途中で変わるということになるため予想外のことが起きることがあります。
悪い例を一つ。
積極的ポートフォリオで運悪く市場の下落の影響を大きく受けた直後に、運用が悪いからといって安定を求め保守的ポートフォリオに変更すると本来、積極的ポートフォリオで得られるはずだった市場の反発による利益を放棄することになったりします。
つまりポートフォリオの変更はタイミングを見極めて市場が安定しているタイミングにやるべきであり、そこをないがいしろにしてしまうと思わぬ不利益を被ることがあるということを認識しておいてください。