香港の金融センターとしての現在地


香港で国家安全維持法が制定されてからはや一年が経過しました。


香港の金融機関に所属する私のところにも香港の現状や今後について多く質問が寄せられています。


日本国内のニュースにおいては政治的な観点における報道ばかりがされているため、香港の金融センターとしての立場はすでにないなどといったネガティブな印象をお持ちの方が多いように見受けられます。


では実際に第三者機関からは現在の香港は金融センターとしてどのような評価を受けているのでしょうか?



上記は今年3月に英国のシンクタンクZ/Yenグループの発表した世界金融センター指数ランキングです。


「世界金融センター指数(GFCI)」は2007年3月に始まり1年に2回発表されます。今回は第29回目で、世界114都市を対象に「世界銀行、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)、経済協力開発機構(OECD)、国連」などの定量データに基づきランク付けされています。世界各国の関係者10,774 人へのアンケート調査も実施されており、評価に含まれています。


さて問題の香港のランキングはどうなっているかというと、昨年の5位から一つ順位をあげて4位という評価になっています。

これだけでも金融センターとしての評価は国家安全維持法制定後も変わらず維持されているということがわかります。


政治については、香港は中国化しているのは間違いありませんし香港居住者はそれを悲観的に見ているのも確かです。しかしビジネスパーソンたちはけしてそうではないという側面にも目を向ける必要がありそうです。




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