FTライフRegent 2 Premier VS.サンライフVictory



香港の保険会社の提供する貯蓄プランの中で死亡保障よりも貯蓄性に重きを置いた両プランは比較対象となることがよくなります。


会社の信頼性などという点では個人的にはサンライフを推しますが、設計書ベースでそれぞれを見た場合にはFTライフ社のRegent 2 Premierを選択するという方もいるように思います。実際にシンプルな現行の設計書ベースだと合計返戻率ではRegent 2 Premierに軍配が上がります。


しかし本当にそのような選択でいいのか、分析してみるために両商品の中身をブレークダウンしてみてみることにします。


まず運用方針について


サンライフ社Victory







FTライフ社Regent 2 Premier


Fixed Income資産割合が多いほど保守的な運用がなされ、Non-Fixed income(Equity-like)資産割合が多いほど積極的な運用がされることになるのですが、上記をみると積極的な運用がされた場合の資産配分はまったく違いしかないのに対して、保守的運用時の資産配分についてはVictoryの方が安全資産の割合を80%まで増やせるようになっています。


つまり運用方針の前提としてVictoryの方が保守的運用も考慮されているということです。


この違いが設計書上の数字の差に表れると考えていただければよいのです。


ではRegent 2 Premierにおいて保守的運用を組み込む手段はないのかというとそうではありません。

唯一運用により下落可能性のあるターミナルボーナス部分をロックインオプションを使うことで下落リスクのない配当部分へと移行することで保守的運用に切り替えることが可能です。

ただしこれは契約者が自身の意思でオプションを行使するか、もしくは自動的に一部を移行していく設定にする必要があるため、投資家に裁量が委ねられていることになります。


また逆に配当部分へ移行したものを逆にターミナルボーナスへと移行することはできないので注意が必要です。


運用上のリスクヘッジマネジメントを自動的に保険会社が行ってくれるサンライフ社のVictory、リスクヘッジマネジメントを契約者が任意で行うFTライフ社のRegent 2 Premier、同カテゴリーに位置する両商品の大きな違いはこの点にあるといえます。


もちろん契約者の性格などによるのでどちらの方が優れているというものではありません。


また買い手はこのあたりのことを理解して契約することは実際ほとんどありません。単純に設計書だけ見せられればよりリターンの高いRegent 2 Premierを選択することが多いでしょう。売り手もその点だけ強調して話をすることが多いことでしょう。


ですが実際には違いが何によって生み出されているのかそのあたりまでしっかり把握して、(のためにはそのようなアドバイザーの存在が不可欠なのですが・・・)商品選択されることをおすすめします。






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